新藤 初子Shindo Hatsuko

カラータイプ®×子育て支援×色彩コミュニケーション

カラータイプ協会本部認定講師

大阪市在住。

色彩との出会いは人との関わりをスムーズにしたいがために学んだ心理カウンセラー講座がきっかけ。主婦として商売・子育て・介護の経験を経て、色彩コミュニケーションの活動をスタート。

心と暮らしを豊かにする講座やコンサルティングをご依頼に応じて行ってきました。

暮らしの中で役立てて欲しいと願って色彩コミュニケーションの活動をしてきたこの10年。

色々な人との出会いは多くの気づきや学びで私自身をも豊かにしてくれました。

ご縁に感謝すると共に、これからの人たちが自己肯定感を持って健やかに自分らしく暮らせることを願っています。

「次の世代が健やかに暮らすために微力ながらサポートします!」

カラータイプ®をはじめたきっかけや動機はなんですか?

オフレコの部分から学べることがあるのではないかと感じました。

きっかけは、心理カウンセリングを勉強している時のカリキュラムの中の一つに色彩心理がありました。勉強していくと色には心理的効果があるのだと初めて知り、これはもっと勉強しなければと思いました。

というのも世界には色が溢れている。それなのに、私は色の効果を知りませんでした。色を勉強すると様々な場面で役に立つのではないかと思い色の勉強を始めました。

そして、今から約10年前、色彩舎のHPで河野先生のプロフィールを拝見しました。そこでエネルギッシュで非常におもしろい生き方をしてらっしゃる方だなと感じ、先生から本だけでは吸収できないオフレコの部分から学べることが何かあるのではないかと思い、門を叩いたのがきっかけでご縁の始まりでした。

カラータイプ®の魅力はありましたか?

カラータイプ®というものは応用範囲が広いところと年齢層、ターゲット、用途が非常に広く様々な場面で使いやすそうだと感じました。

カラータイプ®を使うとマンツーマンの講座、また大勢の人を対象とした講座をしたとしても一方通行ではなく、容易に参加体験型の楽しい講座にできると感じました。こういったことがカラータイプ®をやるべきだと感じた点でした。

カラータイプ®を学びお仕事に変化はありましたか?

もともと個人の活動の中では、就労支援センターや合同企業説明会の中でのプチセミナーなど就労支援関係のお仕事が多く、そこでカラータイプ®を使って講座をさせていただいていました。

就職活動というものはスムーズに1回で決まるというものは珍しく、もし入社できたとしても考えられないような様々な困難な出来事が出てきます。その壁にぶつかった時、自己否定が強い人はそこで気持ちが萎えてしまって、モチベーションが上がらなくなってしまいます。

でも、カラータイプ®を使うと「色んな人がいてもいい」といったメッセージがたくさん入っているので、自己肯定感を高めるのにすごく役に立つのではないかと思いました。自己肯定感を持てるようになったら、困難に打ち勝つことができるし少々のことにめげずに、就職活動を頑張ってみようという前向きな気持にしてあげることができると思いました。

カラータイプ®を使った就職支援活動を続けていると、自己肯定感を持てない理由には過去の様々な失敗に対する受けとめ方が原因だとわかりました。その原因の一つに親の子育てというものがあります。

お母さん達というのも子どもを育てることにすごく疲れています。そんな疲れから「子どもを立派に育てられていない私はダメな親」だと思いつつ、子どもに向かって「あなたはダメな子どもだ」と、言ってしまうお母さんがとても多いです。

そうやって親から駄目な子どもだと言われ育てられると、その子どもが成長し大人になったとしても自己肯定感を持つことはとても難しいと思ったのです。

そこで就活生向けではなく、お母さん達に元気になって欲しいという思いから子育てに疲れているお母さん向けにカラータイプ®の講座を開きました。

すると評判がとても良く、「子育てに疲れていたけど気持ちが楽になった」などの感想を頂けるようになり、次もやらなければという使命感がどんどん湧いてきましたね。

それがそちらの本を作るきっかけになったのですね。

はい。お母さん向けの活動を続けていると、偶然にも本を出さないかと話を持ちかけられました。

本を作ることで、もっとたくさんのお母さん方にメッセージを伝えられるのではないかと思いこの本を作成しました。

本を書く前と書いた後では何か変化はありましたか?

講座に来られないお母さんにも参考にしていただける機会が増えましたね。

また、お子さん向けのカードがあると字が読めないような子どもでも親子で一緒に楽しんで講座に参加できるのではないかという思いから子ども向けのカラータイプ®カードの作成に関わりました。

子どもにとってお母さんと一緒に過ごせる時間というものは自分のことに関心を持ってもらえているという宝物になると思います。

親子で一緒に学び、気づく。カードがあればそういった時間を作り出すことができます。

今後このカードを使ってやっていきたいことはありますか?

まずはこのカードを使って、大勢のインストラクターさん達に活躍していただきたいと思っています。

お子さんに楽しんでいただけるのはもちろんですが、言葉も擬音語が多く、大人にもシンプルでわかりやすくて使いやすいものになっています。

子ども向けの親子講座は勿論ですが、大人向けの色彩提案の講座などにも使っていただけるのでインストラクターの皆さんにこれを使って自分の得意な分野で、役立てていただければ嬉しいです。