皆さん、こんにちは。一級インストラクター塩崎綾です。
今日は、身近な話題について触れてみたいと思います。
学生時代には当たり前だと思っていた赤ペン。
試験では当たり前でも、いざ仕事の原稿や台本に
何かを書くなら、私自身は青を使っていました。
なんとなく、赤は原稿読みを失敗しそうで読みにくい。
そして、現に青の方が落ち着いて原稿に向き合えた。
そんなことを感じていたのです。この なんとなくが
カラータイプ(色)を学んで紐解けました。
答案用紙が返ってきたら?採点は赤でされています。
信号のように、青や黄色は見たことがありません。
そもそも、何故赤なのでしょうか?
厳密には赤でないといけないという決まりは無いそう。
お習字などを想像すると…「朱をいれる」
または、訂正印も赤ですよね。
この辺りからの繋がりがあるのかもしれません。
訂正箇所は赤で直す ごく自然に行われてきました。
でも実は、赤は勉強には不向きってご存知でしたか?
そう語るのは…
「受験脳の作り方—脳科学で考える効率的学習法(新潮文庫)の著者 池谷裕二氏。
どういうことなのか…ここからはカラーでみていきます。
赤は、危険、短気、思考力低下、心拍数の増加、興奮などの
キーワードを持っています。
池谷氏曰く、赤は意欲を削いでしまうので、勉強には向かず
本当に重要な所のみに絞って使うのが良いとのこと。
では、勉強には何色を使用したら良いのか?
それは集中力を高める青です。
青色には視認性を高める効果もあると言われていて、
青色で書いた文字は、黒で書かれた文字よりも見やすいとも言われているそうです。
なるほど…これを私はなんとなく感じ実践していたようです。
さて、ここまではお勉強に青色を推薦してきましたが
私は以前勉強部屋は「緑がいい」なんて聞いたことがありました。
これも、カラーを学ぶ前のお話です。
カラー心理を見てみると、緑はリフレッシュやリラックス効果があるので
その分野では良いのですが、勉強となるとやはり、青に軍配が上がるよう。
ちなみに、黄色は判断力をアップさせ記憶力を高めて気分を明るくしたりする効果が
あると言われていますよ。
さて、ここまでは一般論をお伝えし…ここからは
これらを踏まえて~カラータイプ別のお話を。
決断タイプのお子様だと、赤を受け入れるキャパを持っているので
おおよそは大丈夫かもしれません。
むしろ、間違えたところが赤で指摘されていると
「 なにくそ!」と逆に怒り→頑張る要因になることもあるかも。
闘争心 負けん気に繋がれば、シメシメ。
ですが、堅実タイプさんや協調タイプさんには、ちょっと
色の効果が厳しく感じられるかもしれません。
私は学生時代、テスト勉強では赤線は引かず、
蛍光ペンもピンクではなく黄色を選んでいましたね。
こんな風にタイプによって受け入れやすい色があるものです。
皆さんもお子様のタイプを見極めて、習い事の筆箱の中を
そっと、整えてみてください。又は通っている習い事、
幼児教室や学習塾のお部屋の中を少し覗いてみてください。
それぞれに企業カラーなど特徴があったりするものです。
何かしらの変化がみえるかもしれませんよ?
幼児教育とコミュニケーションの専門家 塩崎綾
個人ブログは コチラ