大ヒット中の映画アナ雪2。
同じくディズニーかつ”自分らしさ”がテーマであった
実写『アラジン』はストーリーだけでなく世界観も注目されました。
今回はそのアラジンワールドの大きな魅力の一つ、
インテリアについて触れたいと思います。
人・装い・空間。色を通し可能性を広げます。
【色のチカラ】をテーマに活動中の さとい あつこです。
BOHOスタイルインテリアってご存知ですか?
お洒落でリラックス感がある今、海外で旬なスタイルなんです。
■BOHOスタイルとは?
BOHOスタイルとは2つのスタイルがミックスしたもの。
まず一つは、ジプシーの意がある『ボヘミアン』
カジュアルで民族色が濃いスタイルが特徴です。
そしてもう一つは
NYきってのお洒落スポット『SOHO』地区のスタイル。
かつてはアーティストの街として知られ
アーティスティックなスタイリッシュさが特徴。
この2つが組み合わさった造語で、
ナチュラルさとスタイリッシュさを掛け合わせた
海外でも人気の高いインテリアスタイルのこと。
お洒落さとリラックス感の両立が魅力で
カジュアル&ナチュラル志向に受けています。
■BOHOスタイルの特徴
エキゾチックなボヘミアンアイテムはマストですが、
NYの都会的なスタイリッシュさや
ナチュラルなくつろぎ感も両立することが鉄則。
元々が枠にとらわれないイメージですので
カチッとしたスタイルが苦手な方にも受け入れやすいと言えます。
では、具体的でスタイリングのコツを見ていきましょう。
■暖色系の民族調ラグを大きな面積に
BOHOスタイルづくりの一番の近道は、
民族柄のラグやクッション、タペストリーを用いること。
大きな面積になるほど効果的で
暖色のものほど民族色も濃くなります。
本来が自由でごちゃついたスタイルなので
強い色同士のアイテムと組み合わせてもまとまります。
反対に同じBOHOスタイルでも
寒色・モノトーンのものを選ぶと
SOHOのスタイリッシュさが際立ちます。
■ナチュラルカラーのアイテムが抜け感を作る
民族調アイテムは雑貨で取り入れても
存在感を発揮します。
マクラメやドリームキャッチャーなど手編み物
ラグやクッションカバーなどで色柄を多用する場合や
洗練度を高めたいときには
ここは色を使わずアイボリー系のものを選びなじませます。
流木を飾る
ナチュラル要素を取り入れることで
くつろぎ感がぐっと増します。
また一気にカジュアルな雰囲気にも。
本家BOHOスタイルは天井に吊るすスタイルですが
雑貨の一部として飾るのも取り入れやすい方法です。
この方法は、簡単に適度な抜け感が作れます。
■直線的な要素を加えるとスタイリッシュさが
ここまではカジュアル寄りのスタイルを紹介してきましたが、
洗練されたSOHO色を強める方法にも触れたいと思います。
暖色系を用いるメリットはBOHOスタイル最大の特徴
民族色を強調するだけでなく、くつろぎ感も増すから。
くつろぎ感はそのままに、チェアの木枠や
ラグやクッションの模様、ブラインドや窓枠・・・
直線のシャープさを用いることでスタイリッシュさが生まれます。
■色が変わるとテイストも変わる
民族調のカジュアルさと都会的なスタイリッシュさ
両極のテイストがミックスしたBOHOスタイルは
用いる色が変わるとイメージが大きく変わります。
大人女子要素を高めたい!
BOHOスタイルがハードに感じる方にも
色のチョイスでココロ響くスタイルに。
強いビビッドな色調を淡い色調に、
同じ暖色系でもくすんだピンクに、
グレイの洗練さをプラスしたり・・・
用いる色を民族調から離すだけで
一気に大人の女性が心ときめくBOHOスタイルに。
熱すぎず落ち着いたナチュラル感が欲しい
BOHOスタイルのテーマカラーは
生命の源太陽の色、暖色の王様”赤”。
赤色を茶色(赤・黒・黄の混色)に変えるだけで
くつろぎ感はそのままで、落ち着いた空間に。
前記事アラジンテイストの民族調を強めた今回。
家では思いっきりのびのびとしたい人や
元々が色・物が混在しているスタイルなため
反ミニマリストにもお勧めでできるスタイルです。
色だけ、小物だけ、様々な取り入れ方がありますので
いいな!何か心に響いたら是非取り入れてみてくださいね!