カラータイプ®×道徳教育~カラータイプと教育の接点④他教科とのつながり後編 2019/8/11

カラータイプ®×道徳教育担当のインストラクター篠原です。

今回で4回目となりました、カラータイプと道徳教育の接点について。

今回は、各教科とのつながり後編をお伝えします。

・体育 運動や集団で楽しくゲームをすることで仲間の考え方や取り組みを理解する態度を養う。

・外国語 他者に配慮し受け入れる精神や平和・国際 貢献などの精神を獲得し、多面的思考を培う

・ 総合的な学習の時間 自己実現、他者と協調して生活する力

・特別活動  集団活動に自主的、実践的に取り組み、互いの良さや可能性を発揮する多様な他者との協働、人間関係、自己の生き 

      方、自己実現

 集団活動を通して身に付けたい力=道徳

太字の箇所は、まさにカラータイプが目標とする、ワークとして体験することで身に付けられる内容ではないでしょうか。

道徳には、2学年ごとに目標が定められています。その目標を見てみると、堅実、協調、決断、創造それぞれのキーワードでもある言葉が随所に見られます。例えば…

[第1学年及び第2学年] 

 主として集団や社会とのかかわりに関すること。

(1) 約束やきまりを守り,みんなが使う物を大切にする。

(2) 働くことのよさを感じて,みんなのために働く

(3) 父母,祖父母を敬愛し,進んで家の手伝いなどをして,家族の役に立つ喜びを知る。

カラータイプが道徳科教育としていいんじゃないかな?と感じるのは、次の部分です。

[第3学年及び第4学年] 

 主として自分自身に関すること。

(5) 自分の特徴に気付き,よい所を伸ばす。

 [第5学年及び第6学年]

 主として他の人とのかかわりに関すること

(2) だれに対しても思いやりの心をもち,相手の立場に立って親切にする。

(4) 謙虚な心をもち,広い心で自分と異なる意見や立場を大切にする。

 主として集団や社会とのかかわりに関すること。

(3) 身近な集団に進んで参加し,自分の役割を自覚し,協力して主体的に責任を果たす。

 

10年前、小学校の教育実習をした時、特別支援教育に近い感覚で展開する道徳で実習の学びを実際に授業として形にする「研究授業」と呼ばれる授業をしました。教科での授業をしないことを許して下さった、とても懐の深い学校です。

その時に、「人との違いの良さ」を感じてほしかったのですが、道徳教育について研鑽しておられる素晴らしい校長先生から教えていただいたことで、ニュアンスは違いますが、私の中に残ったのは「人との違いが悩みの原因」ということでした。

その通り…。カラータイプは、そんな意識を根本から変えてくれるツールではないかな。と感じています。