黄色の効果で学校と保護者をつなぐ 2023/1/18

あけましておめでとうございます。

1月4日の朝に、神奈川から帰省している長女と一緒に

雲の間からではありましたが、日の出を見ることができました。

                    

我が家は、家から歩いて3分で海!しかもオホーツク海!!という立地条件。

今は神奈川で暮らし、これから就活をする長女にとって

この年末年始の帰省は、色々大変だった2022年を振り返り

新たな気持ちに切り替えて2023年をスタートさせるために、

時間を使って過ごしたので、「日の出を見たい!」という長女には、

何か自分なりの想いがあったかと。

それゆえに、気温-14度の中黙って朝日が出るのを

30分間じっと待つ娘を、そっと隣で見守れた時間はプライスレスでした。

振り返りと抱負決めに使ったのは、もちろんカラータイプカードです!!

 

さて、12月のブログでお伝えした通り、今月のブログでは、

【2022年、黄色を意識したことで現れた効果】についてお話します。

 

私は町の子育て支援の仕事と並行して、教育委員の仕事もしています。

漁業と酪農が中心の小さな町で、地元育ちの保護者も多いこともあり、

神奈川で育った私から見ると、我が町の学校と保護者や地域は、

コミュニケーションがとれ、連携がとても進んでいる町でした。

しかし、コロナ禍でその状況が一転。

この3年の間で学校と保護者、地域のコミュニケーション(飲み二ケーション)の

場がゼロとなり、それに加えて先生方の顔ぶれが異動によってガラリと変わってしまい、

我が町の【風通しのよい雰囲気】は急激に失われつつあります。

 

スポーツの試合に例えたら、【イエローカード】が出されたこの状況に

私が出した一手も、【イエロー】。

 

4月、今まで体育祭、文化祭で作っていた学年Tシャツの制作にNGが出た時、

保護者の協力を得るために、みなさんに出した案内のお便りを

黄色でデザイン。

顔ぶれががらりと変わった小中高校の校長先生方10名に、

我が町の子育て支援の事業の取り組みを紹介したプレゼン資料も

黄色でデザイン。

どちらも内容は、フレンドリーさとユーモアを出しつつ、

しっかりと目的意識を伝えることを意識して作りました。。

その結果、学年Tシャツは、保護者のみなさんに快く協力してもらえ、

子ども達も主体的に動き、先生の手を借りることなく制作することができ、

当初NGを出した学校側も全面的に協力をしてくれました。

顔ぶれの変わった管理職の先生方には、黄色い一風変わった資料で

インパクトを与えられ、私の想いに耳を傾けてもらえ、

今では校長先生方から、相談のお電話をいただけるなど、

短期間で信頼を得ることができました。

 

そして、もう一つ工夫をしたことがインスタの投稿です。

みなさんが抱く私のイメージは、「青」。

まじめで、しっかり者な堅実タイプのイメージ。

しかし実際は、創造タイプ全開で、フレンドリーでうっかり屋な黄色な性格に、

オレンジが組み合わさった人間です。ところがそうは見えないらしいので、

インスタのストーリーズでは、黄色な私の部分を出していきました。

すると、地域の子育て世代の方から、共感のリアクションやDMを

気軽にいただけるようになり、SNS上で色々な方と交流できました。

さらにそこから、学校への意見や想いを私に伝えてくれることが増え、

保護者の生の声を、学校や教育委員会に伝えることができ、

オンライン授業の実施や、不登校に悩むご家庭の支援など

具体的な課題解決につなげることができました。

また、学校の取り組みやそこに込めた想いを現場の先生方から聴け、

保護者側に伝えることもでき、学校からも保護者からも

「困った時は、村山さんに言えばなんとかなる!」

と言ってもらえるようになりました。途切れかけていたつながりを

なんとかつなぎ止め、あきらめずに「声に出す」「行動する」

という大切さを伝えられたように感じています。

 

色を意識したことで、自分の使う言葉が変わり、行動が変わり、

その結果が変わっていく! 色がもたらす力を実感した1年でした。