【カラータイプ®︎×地域で人育て】子育て支援の最初の一歩は甘え上手なこの色で 2023/3/18

北海道で唯一のカラータイプ協会

認定インストラクターの村山純子です。

あっという間に3月ですね。

北海道の北のはじっこのわが町では、

1ヶ月前にあった道路と歩道の間の

大きな雪の壁もいつの間にかなくなり

舗装道路が見え、雪の間からはフキノトウも

顔を出し始めました。

流氷が去った後の海は【海明け】と言って

タラバガニ&毛ガニ漁を皮切りに漁が再開され、

北の町の冬は終わりを告げ、春がやってきます。

わが町で桜が咲くのは5月の連休と、

あと1ヶ月半先ですが、今日は最近感じる

私の周りのピンクの色彩心理をテーマにしたいと思います。

私の仕事は、ファミサポ のアドバイザーと

多世代交流施設の運営です。

日々、子育て中のお母さん達と関わる中で

悩みのある方に共通していることが

「人に頼れない」

という気持ちが強いこと。

〈決断タイプ〉や〈堅実タイプ〉

の「自分に厳しい」要素や

〈協調タイプ〉のグレーの「ひかえめ」が

強い方が

「人に頼ってはいけない」

「人にお願いできない」

傾向があるなぁ〜と感じています。

子育てで困った時に、地域の方に

お子さんの預かりや送迎をサポートして

もらえるのが【ファミサポ 】です。

ファミサポ に【援助依頼】をすると、

アドバイザーがその方にあった

ファミサポ 会員さんを紹介するという流れで、

支援が受けられるまさにピンクの持っている

【依頼心】【甘え上手】

がないと始まらないのです。

私の仕事は、『依頼が来たら橋渡しをする』

コトですが、もっと深掘りすると

依頼心を引き出し、甘え上手にするところから!

というのが、【個】で【孤()】な

少子化&コロナ禍での子育て環境だと思います。

そんな中 最近 《甘え上手×ピンク》

を感じる出来事がありました。

イマドキなファッションで

クールな韓国アイドルっぽい20代のお母さん。

ある日、うちの施設の駐車場で、

雪で車がスタッグしてしまいました。

その時、迷わず私に子どもを預け、

うちのスタッフの手助けも受けて、

さくっと問題クリア。

一見したら、そんな行動をとりそうに

見えない彼女のヘアスタイルには、なんと

ピンクのインナーカラーが入っていました!

私の施設にもピンクのインナーカラーが

トレードマークのスタッフがいて、

彼女はまさにお話聴き上手で優しい

ピンクーと水色な協調さんです。

髪にもカラフルな色を取り入れられる時代。

ヘアカラーからも個性が分かるな!と

思わずニヤッとしましたが、それ以上に

印象的だったのは、イマドキな若いお母さんが、

私達おばさんスタッフのおせっかいな親切を

さっと受け入れてくれたことでした。

うちの施設のスタッフは、私を筆頭に

自称『おせっかいおばさん』()

なかなか人に頼れない、頼めない

そんな気持ちを良い意味で強制的にほぐすべく

率先して『おせっかい』という名の

優しさで接しています。そんな姿勢が伝わって先日、

こんな風に新聞のコラム欄でご紹介いただきました。

ちょっと片手の空いた人が、

さっとその手を差し出して、

いっぱいいっぱいな人の荷物を

たった1つ、ほんの少し持ってあげる。

それだけで、救われる人がたくさんいる。

そんな気持ちが地域の中に当たり前にあって、

その優しさに、躊躇うことなく『甘えられる』。

こんな空気感のある町にしたい。

という想いで仕事をしている私にとって

インナーカラーがピンクなお母さんが、

困ったシチュエーションでさっと

助けを求めて問題解決できたことが、

とっても嬉しい出来事でした。