こんにちは。
【カラータイプⓇ × 医療】の藤井順子です。
看護師として日々、知識・技術を学び成長していく中で同僚や患者さんとのコミュニケ
ーションが上手くいくと、その日はとても快適で、仕事の達成感も高かった経験がある
はず・・・。それはすべての人に言えることですね。
医療におけるコミュニケーションの特徴は
1. 医療は生命に直接関わっている
生と死 希望、絶望、苦痛、苦しみ等 ” 非日常の世界”に遭遇する
2.医療現場では患者は負の感情のかたまりである
悲しみ、恐怖、恨み、不満、絶望、死への恐怖、医療への期待と不安
意識しているいないに関わらず看護師と患者は対等ではなく、感情のぶつかりあいがおこ
って当然と考えられるかもしれません。看護師のあなたが
「患者さんを尊重して・・・」と強調していても、必然的におこる関係なんです。
長く果てしないコミュニケーション学・・・疲れた身体に日々の葛藤やぶつかりあい!
もうたくさんです。お互いを理解したい!どんな人の心の中にもありますよね。
私が体験した病院での会話・・・
事例1 看護師(決断タイプ)と患者(協調タイプ)
Before
看護師:Aさん、明日、胃カメラの検査です。夜から絶食になります!!。
決断タイプの特徴は、スピードが大切!とにかく明日検査だからわ
かってね。いう通りにしてください。あなたの為に言っているのよ。
決断タイプはパワフルすぎて相手の気持ちを考えられないことも。
患 者:決まっていたのだったらもっと早くいってほしいわ。
急にいわれても困るじゃない。前から決まっているのだったら順序だ
てて言って くれないと準備もあるし・・・(別になにもなくても)
協調タイプの特徴は慎重で気持ちの準備に時間がかかることです。
もしカラータイプ学んでいる看護師だったら協調タイプだと分析した
患者さんには・・・。
After
看護師:Aさん、急な説明で申し訳ありませんが、検査をすれば症状の原因がわか
ります。明日検査が入っているのですが準備を進めていきましょうね。
よろ しいですか。
丁寧な説明をすることが協調タイプの患者さんにより受け入れられること
を理解しています。
患 者:早く原因がわかるように明日、検査ができるのだわ。
不快に思っていた患者さんも、丁寧な説明に納得するはずです。
事例2 看護師A(創造タイプ)と看護師B(堅実タイプ)
看護師A:自分の受け持ち患者の処置を同チームのメンバーの仕事も気にせずスイ
スイとおこなっている。 お部屋の順番もバラバラ、「これ、先に貸し
てね」
マイペースで仕事をこなし後片付けは同僚!?
創造タイプはマイペース、どう考えても理解できない!?タイプが合わな
い人に取っては超ストレス!。
看護師B:チームのメンバーのことも考えながら優先度を考えて仕事をきっちり
しています。回る順番も理解できます。仕事が終わると、他の人が使用し
ても良いように整理整頓。「終わったら貸してくださいね」と丁寧です。
堅実タイプは整理・整頓が上手。ただ、突発的なことにはちょっぴり苦手
・・・。安心して見られるタイプで安定感があります。創造タイプの人が
いたらなんて「勝手な人なの!?
お互いのタイプがわかれば理屈なく「あ~。あのタイプなんだ。あの人」と納得
できてストレスが無くなると思いませんか。少なくとも軽減するはずです。
医療はたくさんの専門職のひとで支えられています。
「生命を守る現場」医師や看護師、患者間のコミュニケーションはストレスのない
ものでなくてはなりません。多(他)職種連携といわれる医療の世界・・・。
カラータイプ理論は医療の現場でも活用できます。
❖自己肯定感・他者肯定感が高まる。
❖周りとの関係がスムースになる。
❖好きな色や嫌いな色、よく持っている小物、つい持ってしまう色。
色彩から自分や他者が理解できて目の前の行動や言動が理解できる(即戦的)
❖色を数字で視覚化しているので誰にでもわかりやすい。
お互いを理解してわだかまりのないスムーズな医療が実践できれば、その時にこ
そ最善の医療ができるのではないかと確信します。医療の世界で活躍する人を育
てる教育現場でも学ぶことができれば学生時代から、今までにない即戦力のある
コミュニケーション学(カラータイプ理論)を学べ臨地実習(看護師になるため
の実習)や社会人になってからのコミュニケーションは格段に違うはずです。
カラータイプを医療の世界に広めるということは「生きたコミュニケーション学」
を広めることです。スムーズなコミュニケーションは医療の効率と効果をより期
待でき格段に人間関係の良い集団へと変革することができます。
【カラータイプⓇ × 医療】使命感を感じつつ頑張りたいと思います。
夏の暑さも一段落とはいえ暑い毎日です。でも朝晩は涼しくなり夕暮れも早くな
りました。秋の気配が感じられるようになってきましたね。皆様、夏の疲れがで
る季節・・・お身体ご自愛ください。
お読みいただいて有り難うございました。