こんにちは。
【カラータイプⓇ×メンズ】記事担当の武田 みはるです。
7月に入り、TVも夏クールのドラマが続々と始まっていますね。
先月で惜しまれつつも最終回を迎えたドラマの中に
ゲイカップルの『きのう何食べた?』があります。
ご覧になっていらっしゃいましたか?
金曜日の深夜放送(関西は月曜日の深夜に放送)にも関わらず、
4-6クールドラマの中で視聴者の評価(人気)が一番高かったものです。
主人公は西島秀俊さん演じる弁護士のシロさんと
内野聖陽さん演じる美容師のケンジ。
2LDKで男ふたり暮らし。派手さは皆無。
シロさんは弁護士でも無駄使いは絶対にしない超倹約家で、
食費は月2万5千円にきっちりおさめる。
ケンジはシロさんにぞっこんのおねえキャラ。
特に大きな事件は起こらないけれど、ふたりのなにげない会話や
シロさんが作るごはんに、こころがほっこり温かくなるシーンの連続でした。
人が普通に生きていくうえで、大事にしたいことがちゃんと詰まっていて、
二人の関係がそれを教えてくれました。
ケンジはシロさんが作る料理に必ず
「外はカリッカリでも中はとろ~んと柔らかくて、ほんっとに美味しい~!!」
「ん~!わさびがピリッと効いていてスパイシー~~。癖になっちゃう~!」
と、感想をきちんと言葉にして伝え、完食する。
ただ黙って食べるのではなく、食事を振舞われたらちゃんと感謝の気持ちを言葉にする。
当たり前のようですが、なかなかできないことだなと思います。
一緒に食卓を囲むということは、一緒の時間を過ごすということ。
共存するとは、一緒にごはんを食べることなんだと気づかせてくれました。
シロさんとケンジの性格をカラータイプで紐解くと、
シロさんは倹約家で実直、真面目な茶色高い堅実タイプ。
ケンジは女子力高く、甘え上手、気配りと思いやりにあふれたピンクと水色の協調タイプ。
ふたりはお互いをとても尊重し、大事にしている。
これ、夫婦関係、友達関係、すべてに通じますね。
ケンジはピンクと水色の力で自分の想いをちゃんと言葉にして表現している。
シロさんは毎日定時で帰って作る派手さはないけどしっかりと手の込んだ料理で
ケンジへの愛情を表現している。
両親から帰ってきなさいと言われ、「もう一人前の大人なのにうるさいんだよ」と愚痴るシロさんに対して、ケンジは「それは贅沢だよ」と諭す。
頭ごなしに言わず、ゲイである自分たちの立場を理解してくれている周りの人への気遣いと感謝の気持ちも忘れない。
ナヨっとしているケンジは、実は想像力に長けた男なんですね。
周りの人への優しさは、想像力があるから生まれるのだと教えられました。
ひとりで頑張っているのになぜ!?なんでこうなるの!?
と、憤慨したくなる日常にも
こんなピンクと水色のケンジのようなメンズがいたら
殺伐とした毎日も柔らかくなるのではないかと思えます。
あ、忘れてはならないのが、シロさんの作る美味しそうな家庭料理。
まずは、「サッポロ一番味噌ラーメン」から始めて、
シロさんのレパートリーを踏襲していってはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
1級インストラクター
協会マーケティング開発チーム
武田 みはる
色とことばの力で「魅せる男」への最短最速サポート
HP:https://kotono-ha.com