こんにちは。
一級インストラクターの武田みはるです。
今月から教養シリーズに続き、「カラータイプ×メンズ」も担当させていただきます。
私は四半世紀以上アパレル業界にいましたが、特に百貨店の紳士服売り場に店長として長年携わってきました。
その経験を活かして、現在ビジネスマンを対象とする「見た目」×「ことば」のトータルサポートを行っております。
見た目とは、パーソナルカラー(似合う色)で第一印象をよりカッコよく、よりアカ抜けて魅せることですが、カラータイプ理論を学んだことで、見た目だけでなく相手の内面(気質)と融合させた幅広い提案ができるようになりました。
男性客の接客やパーソナルカラー診断等を通して、時代によってメンズのタイプもかなりの変化があると感じています。
ざっくりですが特徴をまとめますと・・・
昭和初期~30年代生まれのメンズ
寺内貫太郎一家のお父さん(小林亞星さん)に代表される超がつく決断タイプ(古くてすみません。。。)
一家の大黒柱として絶対的な権限を持ち、亭主関白の象徴のような「黒」気質のメンズ。
特徴① 買い物は奥さん同伴(財布やカバンは持ちたがらない)
② 上からものを言う
③ 自分の主張を通す
昭和40年代~50年代生まれのメンズ(青春時代または学童時代がバブル期)
「新人類」と呼ばれていた世代です。
DCブランド全盛期で、自分の着たい服や乗りたい車を選んで取り入れていました。
実直なものより創意工夫されたもの、新しいものを好む「創造タイプ」のメンズが多かったように感じます。
色で言うと、「ターコイズ」や「紫」などアドバルーンに用いられる上昇志向の色です。
特徴① 自分の服や持ち物は自分の趣味で決める
② 相手と対等にものを言う
③ 出世や快楽に前向き
平成元年~15年生まれのメンズ
「ゆとり世代」と言われている世代です。
今、婚活やウエディングイベント等に参加されている方はほとんどこの年代層で、
特徴① 自己主張を無理にしない
② 相手の話を聞いてきちんとコメントを返す
③ 女性に対等に接し、上からものを言わない
色で言うとおだやか・平和主義の「緑」、気配り・思いやりの「水色」、やさしさの「ピンク」といった協調・堅実タイプのメンズが多いのが特徴です。
ゆとり教育の影響もあり、男女均等が当たり前の世代でもあり、上からものを言うことはありません。
結婚が決まったカップルを多く観てきましたが、この世代のメンズは彼女の変化に対してきちんとコメントすることを厭わないのだと実感しています。
「髪型変えて似合ってるよ」
「その色、すごく似合ってるで」
「そのドレスのほうが○○らしくて可愛いで」
などなど・・・マメにコメント出す。このマメさは称賛ものです!!
彼女の買い物にも嫌がらず付き合う。
総じて、ソフトでやさしいメンズが増えているのが現状ではないでしょうか。
さて、時代は「令和」になりました。
令和メンズはどんなタイプになるでしょうか。
今後もカラータイプ視点でのメンズ考察を毎月10日に発信していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
kotonoha(ことのは)
武田 みはる
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